韓国の仮想通貨取引所ユービット、ハッキング攻撃受け破産申請へ-ロイター通信

12月19日にロイター通信から発信された記事によると、韓国の仮想通貨取引所ユービットは１９日、取引所を閉鎖するとともに破産を申請すると発表した。同取引所は今年に入って２度目となるハッキング攻撃を受けたばかり。

韓国紙が１６日に報じたところによると、ユービットが４月に被害に遭った１度目のハッキング攻撃について、韓国の情報機関は北朝鮮が関与したとみている。この攻撃では約４０００ビットコインが盗まれた。

ユービットはウェブサイト上で、現地時間１９日午前４時３５分にハッキング攻撃を受け、総資産の１７％相当を失ったと発表。具体的な損失額については明らかにしていないが、全ての顧客の仮想通貨資産は評価額が７５％に引き下げられると説明。取引は既に停止していると付け加えた。

韓国の仮想通貨市場では、取引所のビッサムがシェアの約７割を握っており、ユービットの取引所としての規模は比較的小さい。

北朝鮮が経済制裁によってじり貧化している事によって、ビットコインなどの匿名性が強く現金化できるものを取得したいという思いがあるのでしょう。

これから韓国国内にある取引所だけではなく、世界にある様々な仮想通貨取引所に対して様々なアタックを仕掛けてくることでしょう。

だからこそ、2段階認証など自分自身で出来る最大限のセキュリティをしましょう。