次の「世紀の空売り」はビットコインか-ヘッジファンドは先物上場待ち-bloomberg

2017年12月5日にブルームバーグから配信された記事によると、

ビットコインに「世紀の空売り」が迫りつつある。CMEグループとCBOEグローバル・マーケッツ、ナスダックでビットコイン先物が上場されれば、値下がりを見込んだ取引はぐっと簡単になる。ヘッジファンド空売りのチャンスを求め、先物取引の開始を待っていると、6人余りの市場参加者が述べた。

 
ヒューストン大学のクレイグ・ピロン教授は「先物はロングポジションよりもショートポジションを積むための障害を取り除く。空売りすることを容易にする手段があることで、ビットコインの価格は少し現実に近づくかもしれない」と話した。

 
ビットコインの価格は2010年の取引開始時の100万倍以上に跳ね上がり、当時1ドルを投資していれば、今の価値は140万ドル(約1億5700万円)を超えている。S&P500種株価指数なら同期間に、配当再投資を含めても4ドルにも満たない。

 
フライトVCのパートナーで仮想通貨に投資するルー・カーナー氏によれば、ビットコインは「史上最大の空売りチャンス」だと考える人もいる。「熱狂的なファンがいて、私も含めてビットコインは人類史で最高の出来事だと思っている人は多い。一方でバブルだ、詐欺だという人も多い」と同氏は語った。
 
CMEは18日に先物取引を開始する。事情に詳しい関係者によると、ナスダックは2018年に先物上場を計画。CBOEグローバル・マーケッツは10日に取引を開始すると発表した。キャンター・フィッツジェラルドのキャンター・エクスチェンジはデリバティブを計画し、新興プラットフォームのレジャーXは既にオプションを提供している。

 

FXや株式投資でも同じことが言えるのですが、やはりこのような市場においてヘッジファンドのように豊富な資金力を持っている企業にとっては絶好のチャンスであり、かなりの利益を上げたいと考えているのでしょう。

 

これからどのようなタイミングで行われるかは分からないが、これからFXなどを行う際には気をつけてください。

 

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